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平成27年新年挨拶(平成27年1月5日)

村江理事長

年 頭 所 感

 新年明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。  
 昨年末の第47回衆議院議員総選挙は、与党の自由民主党と公明党の両党が、定数の3分の2を上回る計320超の議席を獲得しました。第3次安倍政権では、経済政策「アベノミクス」を継続し成功させ、それを確かなものとしていくことを最大の課題とし、三本の矢の経済政策の推進と地方が個性をいかす地方創生への取り組みが本格化します。

 当県の経済動向は、一進一退をしつつ持ち直しの動きが続いているものの、本格的な経済回復、安定的雇用はいまだ実感として感じられません。人口減少と高齢化が進む中で、東京一極集中から地方へ、そして地域の特性をいかした創業促進、就業機会創出が喫緊の課題です。その産業戦略には中核企業を中心にした産業集積形成、地方ベンチャー育成も必要です。
 鳥取県選出の石破茂地方創生担当内閣府特命担当大臣は、「熱意と創意工夫のある自治体を国は全力で支える」と発言されています。

 鳥取県内の企業の実態は、良く使われる中小企業の分類でいうと中小企業というよりむしろもっと事業規模が小さい小規模と認識しています。大きな企業はそれなりの体制を整え技術者を抱えていますが、小規模企業にはそれらが無いと同然で、このあたりの支援が重要であり底上げが必要と思っています。小規模事業者や個人の方の活躍による地域からの内発的発展が重要と考えています。

 私の持論ですが、企業が勝ち残っていくためには、技術革新のみならず全てに通じる「イノベーション」に尽きると考えます。事業環境の変化に素早く対応する姿勢「環境:か」、企業の規模に拘らず内容重視「規模:き」、高い品質やサービスの提供「クオリティ:く」、先を見通す経営者の手腕「経営者:け」、人材活用の安定した雇用「雇用:こ」により、消費者・顧客のニーズを的確に把握した高付加価値型の新製品開発、現場での技術力向上、新商品・新分野への挑戦が重要です。
 
 

 今年は、いつび【乙未】(きのとひつじ)年です。
 古来から乙は、種から出た芽が地上に出ようとして曲がった様子で、抵抗があってもそれに屈せず弾力的に行うことを意味します。未は、まだ枝が伸びきらずにいる木の部分で、枝葉の繁茂を意味します。このように、乙未の年は、困難に負けず成長する年と言えます。

 この様な年回りのもと、当センターは、今年4月から新たに県から示される中期目標に沿うセンター独自の中期計画を掲げ、それに基づいた実施に入ります。この第3期(H27~30年度)は、中期目標の柱として「産業界への波及効果、結果を重視した総合的な支援」が示されるとのことですが、企画から事業化まで、売れるものづくりをトータルに支援する仕組みづくりや技術面でのコーディネート機能として関係機関との連携強化を目指します。

 当センターは引き続き、企業の皆さまの「研究室」であり「研究員」であれをモットーに、迅速、柔軟、丁寧な対応に努めます。また、科学者や専門家と現場技術者との橋渡し役として各種の相談、共同開発、共同研究等に対応してまいります。
 私ども産業技術センターは、役職員一丸となって、困難に負けず自らの変革を目指しイノベーションへ挑戦してまいります。
 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

平成27年1月5日
地方独立行政法人鳥取県産業技術センター
理事長  


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