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平成25年新年挨拶(平成25年1月4日)

 
 
年 頭 所 感
 
 新年明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 
 昨年は大雪、風水害、自然災害の猛威にもさらされ、一方では日食等の自然の神秘を体験した年でした。また、主要国での首脳交代があり、我が国も年末に衆議院選挙が行われ、政権が交代する変動の激しい一年でした。
 
 県内産業に目を向けると、非常に厳しい状況にあり、これは全国的な問題でもありますが、なかでも従来のものづくり分野の企業に活力が見えない年でした。その中で電気自動車関連やLED照明灯などの次世代型産業の芽生えが見られはしますが、県内の基本的な産業を活性化していくためにはまだまだ課題が多いと感じています。
 
さて、従来から申し上げていることなのですが、企業が勝ち残っていくためには、「技術革新による売れるものづくり」に尽きると考えます。消費者・顧客のニーズを的確に把握した高付加価値型の新製品開発、現場での技術力向上、新商品・新分野への挑戦による「飛躍、跳躍」が重要です。
 
我が国の領土に関連した外交問題から、海外進出した企業や産業が大きな影響を受けたことは、グル―バル経済の中での我が国の製造業のあり方を考えさせられました。大企業が生産ラインを海外移転する一方で、鳥取県内企業のほとんどを占める中小企業には、海外進出がすぐすぐ出来る実態にありません。また、一度、海外進出すると大手企業の様にその拠点をさらに他国に移すというのは資金的に苦しく、結果として進出した国での地盤形成に必死にならざるをえません。
 
この様な状況下で当センターでは、職員の意識改革を図るための企業人マインドを知る研修の強化、技術移転による実用化を主眼に置いた研究テーマの設定、保有する知的財産である技術の活用、普及を広報するなど、積極的な取り組みを着実かつ地道に実施していくことで県内企業を盛り立て、地域産業の活性化につなげていきたいと考えています。
 
 今年は「癸巳」(みずのとみ)年です。
癸は、「はかる」の意味で、物事のやり方、方法につながります。また、巳は、蛇が冬眠からはい出す様子から、新しいことの始まりにつながります。さらに蛇が脱皮することから再生に通じるとも言われていますが、このことから、今年は、新たなことを着実に実施する年と言えます。
 
 当センターは引き続き、企業の皆さまの「研究室」であり「研究員」であれをモットーに、迅速に柔軟に各種の相談、共同開発、共同研究等に対応してまいります。
私ども産業技術センターは、役職員一丸となって旧態から脱皮し、各種支援を行ってまいります。
 

 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


平成25年1月4日                           
地方独立行政法人鳥取県産業技術センター
理事長  


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