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平成24年新年挨拶(平成24年1月4日)


年 頭 所 感

 新年明けましておめでとうございます。
 皆さまにおかれましては、新春を「今年こそは」という強い思いをもって迎えられたのではと推察いたします。
 昨年は年始から豪雪で始まり、3月のあの東日本大震災、台風による大洪水等々、本当に自然災害、事故の脅威、傷痕を見せつけられ、一方ではリーマンショック以来の世界的経済不況、不安定社会の現実をもろに受けた一年でした。
 今年は、年初から各種災害等の復興、再出発という大きな課題が残されてはいますが、これらと同等に円高への対応を含め大変厳しい経済状況、世界情勢等、逃れられない現実に立ち向かっていかなければなりません。
 グローバル企業が生産ラインを海外移転する、これに伴う国内での生産現場の空洞化、この実態を踏まえても、鳥取県内企業のほとんどを占める中小企業には、グローバル企業のような海外進出が直ぐすぐ出来る実態にありません。
 このような状況の下、県内企業が如何に立ち向かうかを考えると、やはり売れるものを考え、造る、現商品に付加価値を付けた新製品の開発、中枢部材生産の技術力のアップ、消費者層等の的を絞った新商品・新分野への挑戦等々が重要になってくると思います。
 そのためにも企業自体が持つ現状維持の体質、体制、製品の対象・販路先から人材まで、再確認、再認識をする「イノベーション」を広く実施することが急務であろうと思います。

 「イノベーション」、よく「技術革新」と言われてはいますが、私は技術力のみならず、己自身を含め、企業自体自らが身の回りのあらゆる面を新しく見直し、再認識する強力なイノベーションをし、再出発することがこの困難な苦境を乗り切る一つの方法と考えます。
 当センターは主に県内企業に対し「産業技術に関する試験研究とその成果の普及」、「ものづくり分野における技術支援と人材の育成」が大きな設立目的であり、企業の皆さまの「研究室」であり「研究員」であれをモットーにオンタイムで生産現場や社会で発生する諸課題に対し、各種の相談、共同開発、共同研究等に応じています。
 企業の皆さまには、当センターの「ノウハウ」や「技術」等のさらなる積極的な活用をお勧めします。私ども職員はもとより一層努力し、全力で支援させて頂きます。

 今年は気持ちを新たにし、「壬辰(みずのえのたつ)」年、「昇龍」のごとく、勢いよく諸事進めていきたいと思っています。
 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

平成24年1月4日                           
地方独立行政法人鳥取県産業技術センター
理事長  


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